摩擦攪拌接合装置 定置式スイング-FSW

摩擦攪拌接合(FSW)装置 定置式スイング-FSW

接合ツールをスイングさせて大きな接合面積をつくる

 

  • 接合ツールをスイングさせて大きな接合面積をつくる直線接合で、より強度の強い接合をします。

主な特徴・仕様

接合動作

  • 回転ツールと呼ばれる円柱状工具を回転させながら被接合材料に所定の深さまで挿入し、接合線に沿って回転ツールを移動させることにより接合します。

原理

  • 回転ツール近傍の材料は、回転ツールと被接合材料間で発生する摩擦熱および加工熱により昇温され被接合材料が軟化し、軟化した材料は回転ツールの回転により攪拌され、回転ツールの後方で固相接合されます。

銅合金 バッキングプレート製造

  • 接合時の温度上昇が低いという特長を活かし、課題となっていた熱影響の低減はもちろん、高真空を生成する真空チェンバを必要としないため、一般環境での製造が可能。

アルミニウム鋳造品の組織改質

  • 組織改質したい部分を摩擦攪拌することで、ピンホールのない断面組織を生成するだけではなく、細かい組織への改質により均質な材質へ変化させることができます。
機械仕様項目 単位 標準仕様値
主軸最高回転数 min-1 3,000
最大ワークサイズ mm 幅:500×奥行:300
最大上下推力 kN 25
水平加工力 kN  

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