フレキシブルストッカー <導入事例>

フレキシブルさは、面積あたりの生産性を上げ、省人化へ導きます

スピンドルFMC

多機種あるコマツNTC製マシン用の主軸スピンドルとハウジングを高効率で加工するシステムを構築しました。集約機はオークマ製複合加工機「MULTUS U5000」を採用。ストッカーは無段替えと複合加工機の能力を更に押上げる様設計製作。融合されたシステムにより面積、人員、作業効率、サイクルタイム等を合理化できました。(動画を是非ご覧ください)


主な特徴・仕様

多関節ロボット

  • 異種ワーク対応を可能にするフレキシブル多関節ロボットを採用。マシンに装着出来ない長尺ツールもストッカー収納しロボットで搬入出と脱着を可能としています。

マルチストッカー

  • スピンドルおよびハウジングと異形状にも対応する柔軟性を持たせたマルチストッカー
     

ワーク自動測定システム

  • ワーク種切り替えによる衝突回避には、実測が有効です。測定は、ロボットハンドに搭載されたレーザセンサでワーク長およびワーク径を測定。ワーククランプ位置も最適にしています。

長尺ツールマルチストッカー

  • 複合加工機に搭載が出来ない長尺ツールをストッカーに併設。ツールの入替作業は稼働中も可能であり、効率的な作業に加え、複合加工機1台で完結させています。

設備5工程を複合加工機1台+ストッカーへ集約

  • 設備が5台の時は、各マシンに対しスキルのある作業者が必要でした。複合加工機1台とする事で、作業者も1名とでき、同時に移動範囲も1/3と効率性が高まりました。

異種ワーク対応ストッカー

  • フレキシブル構想を具現化したストッカー&ロボットシステムは異形状ワークにも対応できる合理化システムです。オペレータは当日の加工スケジュールとワーク・ツールの設定するだけで、次のの作業に取り組めます。
分類 単位 フレキシブルストッカ<コマツNTC>+MULTUS U5000<オークマ>
ワーク種 84種(現在の登録数 最大登録数=90種)
無人運転時間 時間 21時間 / 日
ワーク種段取替え なし
対応ワーク長 mm 320~782
対応ワーク径 mm Φ45~Φ270(把持Φ230)
ロングツールサイズ mm 長さ=400~850 / 径=Φ80まで
ツール重量 Kg 20

動画でご紹介

コマツNTC&オークマ スピンドルFMC自動化導入事例

自社設計製作のフレキシブルストッカーとオークマ製複合加工機MULTUS U5000との融合で、加工時間及びスペース半減と省人化を達成。



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