先輩紹介（開発本部 ⑥）

仕事の難しさを感じるのは、現場での組み立て作業時に設計不備の問題が起きた時です。例えば、CAD上の3Dモデルで十分確認していても、いろいろな原因で部品同士が干渉することは起こり得ます。そんな時は自分の検討不足を反省し、知識の足りなさを感じることも。
反対にやりがいを感じるのは、発生した問題を解決できて、担当した機械がお客様のご要望に無事応じることができたと確認できたときには、これまでの経験が活きているのを実感します。

機械設計業務は、毎日違う課題を解決していかなければならない、とても難しい仕事だと日々感じています。しかし、簡単にはこなせない仕事である分、仕事に飽きることなく常に前進でき、やりがいも感じます。
また、機械設計をするには、設計後の流れを十分に理解する必要があります。一つの機械が完成するためには、どのような工程があるのか、どんな人たちの手によって完成されるのかをよく知ることが大切です。関係部署の方たちとやり取りしながら、より良いものを作る。そしてそれが、次の機会にも活かされる。その積み重ねが、自分の成長につながっているのを感じます。