私はコマツNTCのさまざまな製品や部品に対して、CAE(※1)を用いた数値解析業務を行っています。「こんな解析をしてほしい」「この製品の強度が問題ないか確認してほしい」など、設計部門から解析の依頼を受けて、対象製品の解析を実施し、製品の解析結果及び性能評価の報告をしています。 これまでは実際に試作して試験をしていたことが、コンピュータ上で行えるので、製品が出来上がるまでのトータルの時間を短縮できるようになりました。
※1 コンピュータシミュレーションを活用して、バーチャル空間上で製品や部品のモデルを作り、その性能を検証し評価する設計ツール。
難しさを感じるのは、CAEの活用には物理学や機械工学の知識が必要不可欠であるという点です。 CAEは使い方さえ判れば、解析結果を出すことはできます。しかし、解析結果が正しいかどうか、根拠や妥当性を示すことも解析業務を行う上で非常に重要であり、それには物理学や機械工学の知識が必要不可欠です。私の学生時代の専攻は情報工学だったので、先輩方にアドバイスを受けながら日々勉強してきました。徐々に機械工学の知識が身に付いて、解析結果や評価に納得してもらえるようになったのは、とてもうれしいです。
「仕事とプライベート両方を充実させられる会社」で働きたいと思い、コマツNTCに入社を決めました。仕事に関しては、様々な職種で経験を積むことができることも、コマツNTCの魅力の1つと考えています。 私自身、入社時は制御設計業務の部署でしたが、現在は解析業務に携わっています。この経験によって、自分の可能性や他部署の方との人脈を広げることができ、とても充実した日々を過ごしています。
また、福利厚生の充実やフレックスタイム制度もあって、プライベートを充実させることもできています。
皆さんは、「開発」「設計」というワードから、どのような仕事内容を連想しますか? 「ひたすら実験」「たくさん図面を描く」などのイメージを持つ方もいらっしゃると思います。私自身も、入社するまではそうでした。
現在、コマツNTCの開発部門では、全社的にCAEを活用した先進的な開発・設計手法の構築に取り組んでいます。また、社内開発のMBD化(※2)も推進しています。
MBDやCAEを先頭に立って推進しているのが、私の所属チームです。チーム一丸となって、多様な解析技術の構築と開発プロセスの変革を主導しています。最先端の技術を使って、一緒にダントツな製品を開発しましょう。
※2 モデルベース開発。実際に製造する前にバーチャル空間で製品の機能・性能を、CAEを活用して予測し、設計の上流段階で製品の「かたち」ではなく「機能」から設計を進める新しい開発プロセス。
就職活動は人生の一つの分岐点なので、そのため考えること、悩むことが多々あると思います。私自身、就職活動期間は「将来何をしたいか、どんな会社で働きたいか」など、いろいろ悩みましたが、今は「コマツNTCに入社できて良かった!」と実感しています。仕事とプライベートともに充実させることができる制度、先輩方の温かい人柄、休みが圧倒的に多いなど、良いところをあげるときりがありません。 ご縁があって、コマツNTCに入社いただけた際は、皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています。
Y.Y.
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